所沢からバスに乗って成田空港へ。バスの窓から牛久大仏が見えてたってことは常磐道から圏央道、東関東自動車道を経由して成田空港ってルートですね。
結構早い時間に空港に着いたけど、なんか心配なのでさっさと航空券を発行してトランクを預けて空港内を意味もなく歩き回ったりして出発待ち。余った時間を使って旅行保険に入ったりしてたらほどなく搭乗開始しました。
初めての飛行機は離陸の時の全開加速は中々迫力があって良かったけどすぐに雲しか見えなくなって残念。
シン・ゴジラとキャプテン・アメリカ:シビル・ウォーとX-MEN:アポカリプスを見たり気絶したり吉野家の牛丼食べたりしてたらフランクフルト空港に到着しました。エコノミークラスで12時間はケツが辛いですねぇ。機内ではスリッパを履いてましたが到着したところで靴に履き替えたら足がむくんで靴がきつくなってました。
移民問題で入国審査が厳しくなったなんて話も聞きましたが、特に何か質問されることもなくあっさり入国出来ましたよ。うーん、いきなり外国人だらけで心細い。
まずは深呼吸して覚悟を決めて、運転免許と国際免許とパスポートとクレジットカード持ってハーツレンタカーの窓口に突撃しました。
「はろー。あいはばりざべーしょん」とか言ったらちゃんと通じてこっちがビックリだ。ドイツ美人の担当者の説明に「いえす、おっけー」とか適当に答えてましたが「insurance」の意味が分からなくてスマホで調べてみようとしたらまだ海外でのデータ通信設定やってなくて結構慌てました。「保険」って意味ですね。
何とか手続きも完了してキーを受け取って、指定されたパーキングエリアに行ってみると走行3000キロでほぼ新車のFord S-MAXが止まっていたのでした。何だこのデカい車は。一人旅に7人乗りってムダすぎるだろうと思いましたがとりあえずエンジンをかけてみます。おおディーゼルだ。今の車らしくカギを差し込むってアクションが無いのでなんか落ち着きません。
駐車場から出ようとバックギアに入れたとたんに鳴り響くパーキングセンサー。メーターに表示されるセンサーは後方以外みんな黄色表示でまっすぐ後ろにしか下がれません。んでハンドル切れるところまで後ろに下がろうとすると後方のセンサーが鳴り始める状態。狭いよ!車両感覚が掴めないのでちょっと動かしては車を降りて前後左右を目視確認してギリギリ脱出できました。
「とーにーかーくー右側通行だ」とブツブツ唱えつつ公道へゴー。空港の周りは道が複雑で、なんだかもういきなり信号が判りません。右折用と直進用と左折用の信号があってどれを見たらいいやらです。慣れてくると合理的な表示で分かりやすいんですけど。
車載ナビが指示したホテルへ向かう道はいきなりのアウトバーンでした。「なんかキレイで広い道だなぁ」とか思ってたらそこがアウトバーン。料金所とか無いから気が付きませんでしたよ。真ん中の車線を時速130キロくらいでおとなしく走行しましたがS-MAXは結構安定感ありますね。この車は制限速度をメーター内に表示してくれるので初めてのアウトバーンでも安心です。アウトバーンは結構細かく制限速度が変わるんですよ。あとディーゼルエンジンは思ったよりも静かでパワフルで快適です。
車載ナビの英語音声での案内に何度か道を間違えつつ、気が付いたらまたアウトバーンを走ってたりしつつ、駐車場の入り口が判らなくて2往復したりしつつ、なんとかRAMADA Hotel Frankfurt Messeに到着。また深呼吸して覚悟を決めてフロントに突撃しました。
「はろー。あいはばりざべーしょん」やっぱりちゃんと通じてる模様。なんだ楽勝じゃん。無事にチェックイン完了して部屋に入りました。スーペリアルーム。贅沢だ。でもシャワールームの構造は一考の余地があると思いますよ。床が水浸し。
もうこの時点で精神的に疲れてしまって部屋から出たくなかったわけですが、やはり晩飯は食べないといけません。牛丼以降なにも食べてないし。またまた深呼吸して覚悟を決めてホテルのレストランに突撃します。
「はろー。あー、うー、どぅーゆーはばてーぶるふぉーわん?」「イェッサー」てな感じで問題なし。メニューもドイツ語と英語が併記してあるから注文も問題なし。なぁんだ楽勝じゃん。
そんな感じで一日目が終わったのでした。
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